資格試験で模試を受験する6つのメリット【模試の受験を悩んでいる人へ】

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勉強が進んでいないから模試を受けようか受けないか迷っている、、

このような悩みを解決していきます。

本記事の内容
  • 模試を受験する6つのメリット
  • 模試を受験する4つのデメリット
  • 資格試験に合格したいなら模試は受験する

模試は、資格試験に効率よく合格するために重要な勉強ツールです。

模試を有効活用できれば合格にグッと近づくことができます。

でも、思ったように勉強が進んでいないと「模試を受験しなくてもいいかな、、」って思うことがあるかもしれません。

・全然勉強が進んでいない、、
・いま模試を受けても得点できる気がしない、、
・模試を受けるかわりに勉強した方がいいんじゃないか、、

結論は、資格試験に合格したいなら模試は勉強の進捗に関係なく、絶対に受けるべきです。

この記事では、模試を受験するメリット/デメリットを紹介していきます。

この記事を読み終えたとき、模試の受験はデメリットを上回るメリットがあり、絶対に受験した方がいい理由が分かるようになりますよ。

本記事の執筆者

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目次

資格試験で模試を受験する6つのメリット

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模試を受験していいことって何?

たくさんのメリットがありますよ。

模試は、勉強の進捗に関わらず受験するメリットがたくさんあります。

さらに模試のメリットを理解してから受験すれば、模試の効果をより一層高めることができます。

ここでは、資格試験で模試を受験すべき6つのメリットを紹介していきますね。

模試を受験する6つのメリット
  1. いまの実力が分かる。
  2. 良質なアウトプット教材が手に入る。
  3. 本試験に向けて気持ちが高まる。
  4. 本試験に向けた練習ができる。
  5. 独特の雰囲気を味わえる。
  6. 模試を受験して初めて分かることがある。

いまの実力が分かる

基礎問題集や過去問、受験予備校の答練を繰り返していると、解答や解法を覚えてしまって自分の実力がどこまで身についているのか分からなくなることがあります。

模試で改めて出題範囲の初見の問題を解くことで、自分が理解できている/できていない論点が明確になり、いまの自分の実力が分かるようになります。

・勉強しているところはきちんとできた。
・勉強が進んでいないと思っていたが意外とできた。
・大丈夫と思っていた論点があまり理解できていなかった、、

実力が分かれば、そこからいろいろな対策を打つことができるようになります。

・理解できているところは本試験まで流していこう。
・理解できていないところは、本試験までにしっかり克服しよう。
・ここは理解できないし、得点配分も低いから勉強しないようにしよう。

自分の状態が分からないまま、やみくもに勉強を続けても効率が悪いだけです。

模試を受験することで、ムダなく合格に必要な勉強に集中できるようになりますよ。

模試の受験で自分の実力を把握する。

良質なアウトプット教材が手に入る

模試は、各受験予備校が徹底した過去問分析や当年度のトレンドなどを分析し尽くした上で出題されるもの。

そのため、本試験に限りなく近い難易度、出題範囲、問題数に沿った出題がされることがほとんどです。

良問を解くことはたくさんのメリットがあります。

・本試験に近い問題で実力試しができる。
・良問を解くことで実力を高めることができる。
・模試で出題された論点が本試験で出題される可能性がある。

模試を徹底的に復習することで、本試験合格に必要な力をつけることができるようになりますよ。

模試は、本試験を模した最高のアウトプット教材。

本試験に向けて気持ちが高まる

模試を受けることで気を引き締めることができます。

・受験生が横並びで向き合う。
・本試験と同じピリッとした空気感につつまれる。
・自分がやってきたことが通用するかドキドキする。

みんなが頑張っているなら自分も頑張ろうという気持ちになるし、遅れをとらないように良い意味での焦りが生まれます。

特に、ふだん通信/独学で勉強している人は、ほかの受験生と触れ合う機会が中々ないのでとても良い刺激になります。

ふだんの勉強では味わえない良い緊張感が気持ちを高めてくれますよ。

自分自身の気持ちを高め、本試験までのラストスパートをかけるための手段として模試を活用しましょう。

模試でギアを入れ直す。

本試験に向けた練習ができる

ふだんの勉強ではなかなか練習できないことが模試では練習できます。

・前日の準備。
・当日の過ごし方。
・試験時間の使い方。
・解けない問題が出てきたときの対応法。

模試を本試験と同様のものとして、本番を意識したシミュレーションを行うことで、本試験を受けるときの準備ができます。

模試だからこそ試せることがある。

独特の雰囲気を味わえる

本試験当日はとても緊張します。

試験中はもちろん、試験会場までの移動時間、試験開始までの待ち時間、休憩時間と、1日中緊張しっ放しの状態になるかもしれません。

それに、まわりの受験生や試験監督員の存在、会場受験、厳格な時間配分など、自宅やカフェで勉強するのとはまったく異なる雰囲気に包まれます。

この独特の緊張感と雰囲気にのまれてしまうと、ふだんのパフォーマンスが発揮できなくなるリスクがあるので注意が必要です。

・マークミスをしてしまう。
・思ったように進まなくて焦る。
・周りが気になって自分に集中できない。

あらかじめ、この雰囲気に慣れておくことができれば、本試験当日を気持ちの余裕をもって迎えることができます。

一度、経験をしているか/していないかの違いは大きいです。

本試験さながらの緊張感や雰囲気が味わえる貴重な機会が模試なのです。

そのため、通信講座や独学受験の方も、模試だけは可能な限り受験予備校の教室で受験することをおススメします。

模試は、本試験当日の雰囲気を味わえる絶好の機会。

模試を受験して初めて分かることがある

模試を受験すると、ふだんの勉強ではまったく予想もしないようなことが起きます。

たとえば、次のようなことは模試を受けて初めて気付くことが多いです。

・食事の量をどうするか。
・緊張しやすいタイプかどうか。
・ほかの受験生の動きが気になるか。
・移動時間や休憩時間の過ごし方は。
・試験当日に持ち込むテキストの量は。
・解けない問題が出たときの対処法をどうするか。

模試は、自分のクセや特徴に気付ける数少ないチャンスです。

自分の特徴が分かれば、その特徴に合わせた対策を取ることで、落ち着いて本試験に臨むことができるようになります。

準備が8割。

最高の準備をして本試験を迎えましょう。

模試で自分の特徴を把握して準備をする。

資格試験で模試を受験する4つのデメリット

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逆に、模試の受験で悪いことってあるのかな?

もちろんデメリットもありますよ。

メリットがあればデメリットもつきもの。

ここでは、模試を受験する4つのデメリットを紹介していきます。

模試を受験する4つのデメリット
  1. お金がかかる。
  2. 時間がかかる。
  3. アウトプット教材が増える。
  4. できないと自信がなくなる。

お金がかかる

模試を受験するにはお金がかかります。

・受験料
・飲食代
・旅費交通費
・宿泊費

特に遠方から参加する場合は、旅費交通費や宿泊費だけで1万円を超す場合もあるので、その分の出費は考えておきましょう。

模試の受験料以外にもお金がかかる。

時間がかかる

模試を受けるには時間がかかります。

・受験時間
・会場までの往復時間
・申込にかかる事務手続き

受験が半日で終わるものもあれば、難関資格になれば1日~2日かかるものもあります。

忙しい会社員にとって貴重な休日が丸々つぶれるのは大きなことです。

特に、遠方から参加する場合は、移動時間も含めるとまるまる1日~2日かかることもあると考えておきましょう。

1日かかる場合もある。

アウトプット教材が増える

手元のアウトプット教材がたまっている場合は、ひとつアウトプット教材が増えるので負担になります。

手元のアウトプット教材を終わらせるの精一杯で模試まで手が回らず、模試は受験しっ放しのまま、、となってしまう可能性があります。

たまったアウトプット教材を見ると、やる気がなくなるし自己否定に陥りやすくなるので注意しましょう。

アウトプット教材が増えることで勉強の負担になるリスクがある。

できないと自信がなくなる

いくら模試が練習と頭で分かっていても、できなければ自信がなくなります。

繰り返しになりますが、模試はあくまでも「練習」。

うまくいかなかったときは「ここでできなくても本番でできれば大丈夫」と、とにかく気持ちを切り替えることが大切です。

模試の結果にフォーカスするのではなく「模試で何を得るか」「模試でどんなプロセスを試すか」にこだわって受験すれば大丈夫ですよ。

模試の結果でモチベーションが一気に下がるリスクがあるので要注意。

まとめ:資格試験に合格したいなら模試は絶対に受験しよう

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今回は、模試のメリット/デメリットについてお話してきました。

本記事の要約

模試を受験する6つのメリット
  1. いまの実力が分かる
  2. 良質なアウトプット教材が手に入る
  3. 本試験に向けて気持ちが高まる
  4. 本試験に向けた練習ができる
  5. 独特の雰囲気を味わえる
  6. 模試を受験して初めて分かることがある
模試を受験する4つのデメリット
  1. お金がかかる
  2. 時間がかかる
  3. アウトプット教材が増える
  4. できないと自信がなくなる

模試はあくまでも「練習」。

そのため「できた/できなかった」は関係ありません。

本試験で結果を出せばOK。練習はいくら失敗したって大丈夫。

むしろ、練習でたくさん失敗して気付きを得ておいた方が本試験で失敗しなくて済みます。

なんの練習や準備もなく本試験をぶっつけ本番で迎える方が怖くありませんか?

模試は、本試験に合格するための要素がたくさん詰まっているし、デメリットをはるかに上回るメリットを得ることができます。

資格試験に本気で合格したいと考えている人は、勉強の進捗に関係なくぜひ模試を受験してくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

大手情報通信会社で12年間法人営業業務に従事。その後、37才で教育事業会社へ転職。現在、当社マネージャー/3社の社外監査役。

中小企業診断士資格に地方DVD通信受験で10ヶ月ストレート合格を果たす。企業内診断士10年目。現在、診断士資格を活かしたデュアル勤務、執筆、補助金申請サポート等の複業活動を実践。パラレルキャリアに挑戦中。

当ブログ『コツコツマイペース』では、本業+複業の両輪をコツコツマイペースで育てていくキャリア論/時間術/診断士ネタを発信していきます。

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