
毎日忙しすぎて中々勉強できない。
勉強することが多くてヤル気がなくなる。
この記事では、このような悩みを解決するために、次のことが書いてあります。
- 本記事の信頼性
これまで約25の資格試験の勉強に取り組んできた経験と、診断士受験生との交流を通じて得た経験に基づいて書いています。
この記事では、忙しい社会人が最短で資格合格に合格するための効率的な勉強方法を解説していきます。
勉強を効率的に進めていきたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
忙しい社会人こそ資格の勉強を効率的に進めた方がいい理由


仕事、育児、家事、とにかく忙しい社会人。
だからこそ、限りある貴重な時間を少しでも有効に使いたいものです。
それは資格の勉強も同じです。
- 資格の勉強を効率的に進めていくメリット
ムダな遠回りはしないで、合格に近づくための勉強をしていくことが大切です。
社会人の勉強は実務で活かしてこそ意味がある。だからこそ、時間をムダにしない効率的な勉強が必要。
忙しい社会人が資格の勉強を効率的に進める方法





資格の勉強を効率的に進めていく方法を知りたいんだけど。



順に解説していきますね。
合格基準をクリアすることを目指した勉強に集中する
資格試験は、100点満点を取る必要はなく合格基準をクリアすればOK。
そのため、「100点満点」ではなく「合格基準」をクリアする勉強を目指しましょう。
合格基準が明確になれば、ゴールを見据えた勉強の作戦を立てることができるようになります。
逆に、合格基準を明確にしておかないと、勉強しなくてもよい勉強をしたり、非効率な勉強をしてしまったりといろいろな遠回りをしてしまうことになります。



車でドライブに行くときも、カーナビで目的地をセッティングすることで、迷わず最短距離でゴールを目指せるようになることと同じです。
資格試験のゴールである「合格基準」をきちんと確認する。
優先順位、出題頻度の高い論点を重点的に抑える
100点満点ではなく合格基準を目指す勉強とは?
試験範囲のすべてをやみくもに勉強するのではなく、出題頻度の高い重要な論点から優先順位をつけて取り掛かっていくことが大切です。
- 優先順位付けをするメリット
・時間の節約ができる
・メリハリをつけた勉強ができる



試験によっては、毎年の出題傾向や頻出論点が偏っているものもあります。
出題頻度の高い論点を優先的に勉強することで、合格に直結した効率的な勉強ができるようになりますよ。
過去問で出題傾向をチェックする
それでは出題頻度の高い論点や問題はどうすれば分かるのか?
このとき有効なのが「過去問」です。
- 過去の出題傾向をチェックするメリット
・難易度が分かる
・集中して勉強すべき論点が分かる
・どの程度勉強すればよいのか分かる
・自分の業務・勉強経験がどの程度通用するのか分かる



過去問を見れば、試験の難易度、出題傾向、出題頻度の高い論点や問題が一発で分かります。
まずは気軽に過去問をパラパラと眺めてみましょう。
このとき、内容が理解できる理解できないはまったく関係ありません。
過去問を解く必要もありません。
過去問からその資格試験のイメージをつかむことができればOKです。
それだけで日ごろの勉強の効率が格段に上がります。
少し考えても分からない場合は、その場で止まらず先へ進む
- どれだけ考えても分からない。。
- 時間だけ経って全然前に進まない。。
勉強を進めていくと、分からない論点や問題が出てきます。
ちょっと考えて理解できればいいのですが、どれだけ考えても全然分からない場合があるかもしれません。
このとき、分からない論点や問題にハマりすぎないように気をつけましょう。
- 勉強で一つの論点にハマってしまったときのリスク
・ストレスになる。
・モチベーションが下がる。
・挫折の原因になりやすい。
・他の勉強に時間が回せない。
いつまでも悩んでいては勉強が進まないばかりか、勉強自体がイヤになってしまうリスクもあります。
そのため、どうしても分からない場合は、サッと飛ばして次のページに進んでしまいましょう!





分からない論点も後からもどって2回、3回と読み直していけば理解が深まるものです。
効率の良い勉強をしていくためには、分からない論点にいつまでも時間をかけないようにすることが大切です。
一回で完璧にしようとしない
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスは、人は一定の時間が経つと一定の割合で忘れていくという研究結果を発表しています。


勉強したことをすぐに忘れてしまうと、ついつい自分を責めがちですが、この研究結果から、そもそも人は忘れることが当たり前の生き物であることが分かります。



人は忘れることが当たり前なら、記憶力が悪い、勉強したことを忘れる、と悩むこと自体が必要ないですね。
1回の勉強でどれだけ時間をかけてマスターしてもちょっと時間が経てば忘れてしまうのであれば、そもそも1回の勉強で覚えようとすること自体がムダということ。
記憶に定着させるためには、1回で覚え切るのではなく何回も何回も復習することが大切なんですね。
そのため、1つの論点にがっつり時間をかけて勉強することは止めましょう。
ノートを作らない
受験予備校の自習室で、自分専用のオリジナルノートを作っている人を見かけます。
何種類ものマーカーやボールペンを使って、とてもきれいにまとめられているのですが、効率的な勉強を目指す上ではノート作りはしないようにしましょう。
- ノート作りのリスク
・ノート作りが目的になる
・勉強時間が足りなくなる
・インプット教材が増えてしまう
・ノート作りで勉強した気になってしまう



ノート作りにハマると、ついついきれいなノートを作ることに集中しちゃうんだよね。
インプット教材としては、受験予備校や書店にあるテキストをベースに使えば十分です。
新しいインプット教材を作る時間を、インプットやアウトプットに集中する時間に回した方が、効率的な勉強ができるようになりますよ。
まとめ


資格の取得は、ゴールではなくスタート。
そのため、できるだけ早くスタートラインに立つことが大切です。
合格に直結した効率の良い勉強を行って、1日でも早い資格の合格を目指しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。