
診断士ゼミナールとスタディングの料金はどっちが安いのか知りたい。
このような悩みを解決していきます。
- 診断士ゼミナールとスタディングの料金比較。
中小企業診断士の通信講座で人気の「診断士ゼミナール」と「スタディング」。
この2つの講座は、大手受験予備校と比較すると圧倒的な料金メリットがあり、その上コストパフォーマンスが高いため、受験生の間で人気が高まっています。
特に診断士ゼミナールは、スタディング以上の料金メリットがあるため、安価にしっかりした講座で勉強したい受験生にとってうれしいサービスになっています。
本記事では、両講座の料金の詳細について徹底的に解説していきます。



両講座で違いのある料金の特徴にも触れながら分析していきますよ。
この記事を読み終えたとき、診断士ゼミナールとスタディングの料金の違いがきちんと分かるようになりますよ。
本記事の執筆者


診断士ゼミナールとスタディングの料金比較【基本】





具体的にどれだけ料金が違うの?



パターンによって変わってくるので、それぞれ確認していきましょう。
本記事では、次の条件で両講座の料金を比較していきます。
まずは前提として、多くの受験生が選択する可能性が高いと想定される1次2次試験の合格を目指す「スタンダードコース」を比較対象とします。
・診断士ゼミナール・・1次2次試験プレミアムフルコース
・スタディング・・1次2次合格コース(スタンダードコース)
そして、基本料金に加え、料金に大きな影響を与える以下の3項目を変化させたパターンをそれぞれ比較していきます。
・キャンペーン価格
・テキスト印刷
・合格お祝い制度
まずは、上記の前提、比較対象に基づく両社の料金体系を、それぞれ以下に示します。
診断士ゼミナール「1次2次試験プレミアムコース」
パターン① | パターン② | パターン③ | パターン④ | |
---|---|---|---|---|
基本料金① | 54,800円 | 54,800円 | 54,800円 | 54,800円 |
キャンペーン② | ▲5,000円 | ▲5,000円 | ▲5,000円 | ▲5,000円 |
小計③(①+②) | 49,800円 | 49,800円 | 49,800円 | 49,800円 |
テキスト印刷④ | 18,500円 | 18,500円 | 0円 | 0円 |
小計⑤(③+④) | 68,300円 | 68,300円 | 49,800円 | 49,800円 |
合格お祝い制度⑥ | ▲30,000円 | ▲3,000円 | ▲30,000円 | ▲3,000円 |
合計(⑤+⑥) | 38,300円 | 65,300円 | 19,800円 | 46,800円 |
スタディング「1次2次合格コース スタンダードコース」
パターン① | パターン② | パターン③ | パターン④ | |
---|---|---|---|---|
基本料金① | 63,690円 | 63,690円 | 63,690円 | 63,690円 |
キャンペーン② | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
小計③(①+②) | 63,690円 | 63,690円 | 63,690円 | 63,690円 |
テキスト印刷④ | 10,230円 | 10,230円 | 0円 | 0円 |
小計⑤(③+④) | 73,920円 | 73,920円 | 63,690円 | 63,690円 |
合格お祝い制度⑥ | ▲10,000円 | 0円 | ▲10,000円 | 0円 |
合計(⑤+⑥) | 63,920円 | 73,920円 | 53,690円 | 63,690円 |
パターン①~④は「テキスト印刷」「合格お祝い制度」の料金の違いで分けています。



診断士ゼミナールは「19,800円~65,300円」、スタディングは「53,690円~73,920円」と診断士ゼミナールの方が幅が広いですね。
以下、順に詳細を解説していきますね。
基本料金
基本料金を「基本料金①」に示しています。
診断士ゼミナールは54,800円、スタディングは63,690円と、診断士ゼミナールの方が8,890円安い料金になっています。



基本料金はどのパターンでも同じですね。
キャンペーン
キャンペーン価格を「キャンペーン②」に示しています。
診断士ゼミナールは5,000円のキャンペーン割引があります。
一方、スタディングにキャンペーンはありません。
そのため、基本料金①からキャンペーン料金②を差し引いた小計③の段階で、診断士ゼミナールの方がスタディングより13,890円お得な状態になっています。



キャンペーン価格も一律です。そのため、ここまでは診断士ゼミナールの方がお得な料金体系になっていますね。
テキスト印刷
テキスト印刷にかかる料金を「テキスト印刷④」で示しています。
このオプションは、テキストをWeb上ではなく冊子形式で勉強したい人のために、両社ともテキストをきれいに冊子形式でお届けしてくれるサービスです。
具体的な料金は以下の通りです。
・診断士ゼミナール・・18,500円
・スタディング・・10,230円
診断士ゼミナールの方がスタディングと比較して8,270円高いことになります。
小計③にテキスト印刷④を計上すると、診断士ゼミナールは68,300円、スタディングは73,920円と、診断士ゼミナールの方が5,620円安くなっています。



両講座ともに、テキスト印刷をつけた場合は、診断士ゼミナールの方がコストメリットが出ています。
一方、診断士ゼミナールでテキスト印刷をつけて、スタディングでテキスト印刷をつけない場合は、診断士ゼミナールは68,300円、スタディングは63,690円と、診断士ゼミナールの方が4,610円安くなっています。



このパターンで初めてスタディングの方が診断士ゼミナールよりコストメリットが発生します。
合格お祝い制度
両社とも、合格お祝い制度があります。
診断士ゼミナールでは、以下の条件を満たした合格者のための「合格お祝い制度」が準備されています。
・1次2次プレミアムフルコースに申し込んだ人
・2021年度試験まで(キャンペーン中のため、2023年度試験まで)に、1次・2次試験に合格した人
合格お祝い金を受け取るためには以下の提出が必要です。
- 合格体験記
- 合格証書のコピー
- 本人写真
①~③すべてを提出した人は「30,000円」、①②を提出した人は「3,000円」が受け取れます。



本人写真の提出有無で大きな金額の違いがあるので、この点は注意してくださいね。
一方、スタディングの合格お祝い制度は一律10,000円となっており、以下の①または②、③、④の条件を満たした人が受け取れます。
- 2021年度試験対応講座を受講の場合は2021年度の中小企業診断士2次試験(筆記および口述試験)に合格した人
- 2021+2022年度試験対応版講座を受講の場合は、2021年度、または2022年度の中小企業診断士2次試験(筆記および口述試験)合格した人
- アンケート及び合格体験談を記入した人(Webサイト、パンフレットで公表)
- 2021年度合格の場合は2022年1月31日まで、2022年度合格の場合は2023年1月31日までに合格の連絡をした人
診断士ゼミナールと比較して受験の対象期間が短い分、ハードルが高くなっているので注意が必要です。



合格お祝い金の受け取る金額の違いで、両講座の最終的な料金は大きく変わってきますが、総じて診断士ゼミナールの方が安くなる傾向にあります。
診断士ゼミナールとスタディングの料金比較【変動要素】





ほかに料金が変わることはあるのかな?



スタディングの通信講座で、上位コース、テキスト+学習マップの冊子印刷を選択した場合は、その分料金が高くなりますよ。
料金が変わる要素:その1【スタディング:1次2次合格コース コンプリートコース】
スタディングには、スタンダードコースの上位コースとして「コンプリートコース」があります。
こちらの料金は、スタンダードコースに「直前対策講座」「直前模試」「Q&Aチケット3枚」がついて79,200円と、スタンダードコースより15,510円割高のコースになっています。
そのため、診断士ゼミナールと比較すると、基本料金時点で24,400円も高くなることになります。



スタディングのスタンダードコースとコンプリートコースとの間に大きな料金差があります。コンプリートコースはアウトプットをより重視したい人向けのコースになっています。
料金が変わる要素:その2【スタディング:テキスト+学習マップ印刷
スタディングでは、「テキスト印刷」だけでなく「テキスト+学習マップ印刷」を選ぶこともできます。
学習マップとは、覚えるべき内容を体系的に整理し、ビジュアルで表した教材です。
体系的に整理された学習マップで勉強することで、複雑な1次試験の知識を整理して記憶に定着化させることができ、スタディング講座の目玉教材の一つになっています。
料金は、「テキスト印刷」が10,230円に対し、「テキスト+学習マップ印刷」は15,180円と+4,950円割高になります。



スタディングの一つのウリが「学習マップ印刷」なので、こちらを大切にしたい人は「テキスト+学習マップ印刷」オプションを付けても良いかもしれません。
まとめ:診断士ゼミナールとスタディングの料金比較【総合的には診断士ゼミナールの方がお得】


今回は、診断士ゼミナールとスタディングの料金比較について、お話してきました。
本記事の要約
- 料金は、診断士ゼミナールの方が総合的にお得になるケースが多い。
- 料金が異なる要因は、合格お祝い制度の適用が可能かどうか。
- スタディングは、より上位のサービスを付与すると一気に料金が高くなる。
両講座ともに、大手受験予備校と比較すると圧倒的な料金メリットがありますが、総合的に見ると診断士ゼミナールの方がより料金メリットを享受できるサービスになっています。
両講座の詳細が気になる方は、診断士ゼミナールまたはスタディングの公式サイトからそれぞれチェックしてみてくださいね。
また、診断士ゼミナールとスタディングの比較につき、料金だけでなく全体的に確認したい場合は以下の記事を参考にしてください。


診断士ゼミナールの詳細が知りたい人は以下の記事を参考にしてください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。