
診断士1次試験の勉強を効率よく進めていく方法を知りたい。
このような悩みを解決していきます。
中小企業診断士1次試験の勉強を効率的に進めていく6つのポイント
中小企業診断士1次試験は圧倒的な出題範囲の広さが特徴です。
そのため、テキストを隅から隅まで勉強していてはいくら時間があっても足りません。
その上、会社員の僕たちは、毎日、仕事や家事、育児に忙しい日々を過ごしています、、
このような状況で、同じ勉強をするなら少しでも効率よく勉強を進めていきたいと思いませんか?



この記事では、1次試験合格に向けて効率よく勉強していく方法を6つ紹介していきます。
この記事を読み終えたとき、1次試験の勉強をとことん効率的に進めていく方法が分かるようになりますよ。
本記事の執筆者


中小企業診断士1次試験の勉強を効率的に進めていく6つのポイント





1次試験の勉強を効率よく進めていくポイントを知りたい。



6つ紹介していきます。
ここでは、1次試験の勉強を効率よく進めていく6つのポイントを紹介していきます。
短期間で合格を目指すためには欠かせない考え方なので、ぜひ試してみてくださいね。
- 「満点」ではなく「60点」を目指した勉強をする
- 分からないところは「止まる」のではなく「飛ばして先へ進む」
- 過去問をフル活用する
- 2次試験の勉強は後回し
- スキマ時間をフル活用する
- ノートは作らない
「満点」ではなく「60点」を目指した勉強をする
1次試験の合格基準は「総点数の60%以上、かつ1科目でも満点の40%未満のないこと」。
100点満点を目指す必要はありません。
この合格基準をきちんと認識しているかどうかで勉強方法は大きく変わってきます。
「平均60点以上かつ40点未満はない」を目指す勉強は、「基礎問題、頻出問題を重点的に勉強」です。
・基礎問題を確実に得点する。
・出題頻度の高い問題を確実に得点する。
・難問は得点できなくてOKと割り切る。
・濃淡をつけた勉強をする。
一方、「100点満点」を目指す勉強は、「すべての論点を完璧にしようとする勉強」です。
・5年以上で1回しか出題されない論点も真剣に取り組む。
・マニアックな問題にもとことん向き合う。
・すべての問題に平等に取り組む。
・一つ一つの論点に深く入り込む。
1次試験で重要なことは「難問やマニアックな問題が得点できるようになること」ではなく「基礎問題や頻出問題が確実に解けるようになる」ことです。
ぜひ、常に「平均60点以上かつ40点未満はない」の合格基準を意識した勉強を心がけていきましょう。



「平均60点以上かつ40点未満はない」を目指す勉強」と「100点満点」を目指す勉強は全然違うので注意しましょう。
合格基準をクリアする勉強に集中する。
分からないところは「止まる」のではなく「飛ばして先へ進む」
テキストを何回読んでも分からない場合、その場で止まらずに、いったん飛ばして先へ進んでしまいましょう。
勉強が進まないと、モチベーションや自己肯定感が下がって勉強そのものがイヤになる恐れがあるからです。
そのとき理解できなくても、時間を置いてテキストを読み直したり、ほかの論点を勉強してから戻ったりすると、前より理解が進むことはよくあります。
1回で理解する必要はなく、テキストを行ったり来たりしながら勉強を進めていけばOKですよ。



前に進んでいる感を得ることは勉強のモチベーションを保つ上でも大切です。
考え込んで止まるのではなく先へ進むことも大切。
過去問をフル活用する
資格試験に効率よく短期間で合格したい場合、過去問のフル活用は必須です。
うまく過去問を使いこなすことで、資格試験の勉強の効率性を格段に上げることができます。
- 本試験の難易度や出題傾向が分かる。
- 本試験の出題・解答形式に慣れることができる。
- 本試験の時間配分に慣れることができる。
- 理解できていないところを分かる。
- 類題が出題される可能性がある。
本試験の内容を知らずに勉強を進めても、その勉強が合格に必要な勉強かどうかは分かりませんよね。



もしかしたら、合格に必要のない勉強ばかりして遠回りしてしまう可能性もあります。
そうならないためにも、ぜひ過去問を分析して合格に必要な勉強だけ進めていくようにしましょう。




過去問の有効活用が最短合格のキー。
2次試験の勉強は後回し
1次試験の勉強中に2次試験の勉強をするかどうかは悩むところです。
受験予備校のカリキュラムには、1次試験の勉強中に2次試験の対策講座が組み込まれていることもあり、1次試験本試験から勉強していては間に合わないのでは?と思うことがあるかもしれません。
結論は、1次試験の勉強中は1次試験に集中して、1次試験本試験が終わってから2次試験の勉強を始めましょう。
- 勉強が中途半端になる。
- 2次試験のむずかしさに自信をなくす。
- 2次試験の勉強を始めるころには忘れている。
- 1次試験と2次試験は勉強内容や考え方がまったく違う。
1次試験は、2次試験と並行しながら勉強して合格できるほど簡単ではないし、そもそも1次試験を突破しないと2次試験は受験できません。



2次試験の勉強は1次試験が終わってからでも十分間に合います。
二兎を追う者は一兎をも得ず。
まずは目の前の1次試験に全力集中しましょう。
一つずつ確実にクリアしていく。
スキマ時間をフル活用する
1日のうち、なんとなくボーっと過ごしている時間ってありませんか?
・電車やバスの待ち時間
・電車やバスに乗っている時間
・会社のお昼休み
・お風呂が沸くまでの時間
・病院や歯医者の待ち時間
これらのスキマ時間を勉強時間にすることで、1日の中でかなりの勉強時間を捻出できるようになります。
仮に、1日1時間確保できれば、平日20日間で20時間もの勉強時間を作ることができるようになるのです。
また、スキマ時間に勉強することのメリットもたくさんあります。
- 勉強に対するハードルが下がる。
- 1日の中でたくさんの時間を作れる。
- 時間に制限があるので集中力が高まる。
- スキマ時間に勉強することで自己肯定感や達成感を感じれる。



スキマ時間に勉強することを決めておけば、サッと行動に移せてストレスも感じません。
学校や受験勉強の延長線上だと「勉強はまとまった時間でやるもの」というイメージが強いかもしれませんが、まとまっている時間もスキマ時間も同じ1分1秒に変わりはありません。
ぜひ、スキマ時間をフル活用して効率的に勉強を進めていきましょう。


スキマ時間を積重ねていく。
ノートは作らない
受験生の中には、オリジナルのノート作りをする人がいます。
ノート作りが悪いわけではありませんが、効率よく勉強を進めるためにはノート作りはしない方がいいです。
- ノート作りが目的になる。
- アウトプットの時間がへる。
- ノートを作っただけで勉強した気になる。
- 本試験や模試のときの手持ち教材が増える。



ノート作りにこだわり始めると、いつまで経っても勉強が進まなくなりますよ。
オリジナルのノート作りは止める。
中小企業診断士1次試験は「診断士試験に合格するもの」と割り切る





経営知識を身に付けたいと思って、ついつい深く入り込んだり隅から隅まで勉強しなくちゃ、って思ったりするんだよね、、



活きた知識は実践で身に付けることができるので、まずは試験は試験と割り切って勉強することがおススメです。
診断士試験に効率よく短期間で合格するためには
・この論点はここまで。
・ここは試験に出題されにくいから後回し。
と割り切って勉強を進めていくことが大切です。
なぜなら、診断士試験の勉強の目的は、究極的には「資格に合格すること」だからです。
また、机上の勉強よりも実践で活動した方が、より実践で活かせる知識や経験を身に付けることができます。
そのため、試験は試験と割り切ってしまい、1日も早く試験に合格することに集中していきましょう。
試験に合格する勉強に徹する。
まとめ:中小企業診断士1次試験はとことん効率的に勉強して短期合格を目指そう


今回は、中小企業診断士1次試験の勉強を効率よく進めていく6つのポイントについてお話してきました。
本記事の要約
- 診断士1次試験の勉強を効率よく進めていく6つのポイント
-
- 「満点」ではなく「60点」を目指した勉強をする
- 分からないところは「止まる」のではなく「飛ばして先へ進む」
- 過去問をフル活用する
- 2次試験の勉強は後回し
- スキマ時間をフル活用する
- ノートは作らない
- 中小企業診断士1次試験は「診断士試験に合格するもの」と割り切る
診断士試験に早く合格すればするほど、早く診断士として活動できるようになるので、あなた自身が思い描く自己実現に近づくスピードを上げることができます。
1日でも早く診断士としての実績を積み上げていくために、診断士試験は短期合格を目指すべきです。
短期合格を目指す上で、効率的な勉強は絶対に必要になってきます。



診断士資格の合格の第一関門が1次試験になるので、まずは1次試験の短期合格を目指しましょう。
診断士1次試験の勉強を効率よく進めていくための基本的な戦略や考え方はこちらにまとめていますので、興味のある方は参考にしてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。