
1次試験受験生は、いつから2次試験の勉強を始めればいいのか、、1次試験勉強中に始めるべきなのかどうか知りたい。
このような悩みを解決していきます。
- 1次試験後から2次試験の勉強を始めるべき理由
- 1次試験後から2次試験の勉強を始めても大丈夫な理由
結論は、2次試験の勉強は1次試験が終わってから始めるべきです。
本記事は、2次試験の勉強は1次試験が終わってから始めるべき理由、1次試験が終わってからでも十分に間に合う理由を解説していきます。



本記事は、地方DVD通信講座で10ヶ月ストレート合格を果たした僕の体験談や、2次試験勉強会の4年間の講師経験に基づいて書いています。
この記事を読み終えたとき、1次試験勉強中は1次試験の勉強に集中できるようになり、2次試験の不安をもたなくて済みますよ。
本記事の執筆者


【結論】中小企業診断士2次試験の勉強は1次試験が終わってからスタート





2次試験の勉強はいつから始めればいい?



1次試験が終わってからスタートです。
結論は、2次試験の勉強は1次試験が終わってから始めるべきです。
1次試験受験生は、1次試験前は1次試験の勉強に全力集中して、2次試験の勉強は後回しにしましょう。
理由として、3つのポイントを解説します。
- 1次試験突破に集中すべし。
- 勉強が中途半端になる。
- 自信をなくす。
1次試験突破に集中すべし
1次試験勉強中は1次試験の勉強に集中すべきです。
1次試験は、2次試験の勉強をしながら合格できるほど簡単な試験ではないからです。
どれだけ2次試験の勉強をしても1次試験に合格しなければ2次試験を受験できません。
そのため、まずは目の前の1次試験突破に全力で集中した方がよいでしょう。



僕も1次試験勉強中は、2次試験の勉強は一切しませんでした。
1次試験の勉強に集中する。
勉強が中途半端になる
2次試験の勉強を始めると、1次試験の勉強が中途半端になります。
新しく2次試験の勉強を組み込むことで、これまで1次試験の勉強で作ってきた勉強習慣が変わってしまいます。
勉強習慣が変わることで、いろいろな悪影響が出てきます。
・小さなストレスになる。
・勉強習慣を見直す必要がある。
・1次試験の勉強不足分をどこかで取り戻す必要が出てくる。



1次試験の途中で2次試験の勉強をしても忘れてしまうので、一点集中がベストです。
1次試験、2次試験の勉強ともに中途半端になる。
自信をなくす
2次試験は、1次試験とはまったく別物の試験です。
解答も論述式で、問題文も数ぺージに渡る内容を読み解いていく必要があります。
中途半端に2次試験の勉強に取りかかると、そのむずかしさに圧倒されて自信をなくしてしまう可能性があるので注意しましょう。





1次試験の途中で2次試験の勉強を始めても、手も足もでないと思います。
2次試験のむずかしさに圧倒される可能性がある。
中小企業診断士2次試験は1次試験後から勉強を始めても十分間に合う理由





そうは言っても、1次試験の後から勉強を始めて本当に間に合うの?



全然大丈夫です。
理由は、2次試験合格に必要なことは「勉強量」ではなく「本質を捉えた勉強」だからです。
1次試験は勉強量が合格にある程度比例しますが、2次試験は勉強量が合格にまったく比例しません。
2次試験の本質を捉えた勉強ができている人は、短期間でストレート合格を果たしていきます。



逆に5年、6年勉強を続けても合格できない人を、これまで何人も見てきました、、
1次試験から2次試験までは約2か月ほどの期間しかありませんが、本質を捉えて合格レベルまで引き上げるには十分な時間です。
そのため、まずは1次試験突破に全力を注ぎ、2次試験は1次試験を突破してから勉強を始めましょう。
なお、2次試験に関する基本的な戦略や考え方を含めた基礎知識を徹底的に学ぶための内容は以下の記事にまとめているので、2次試験の本質を徹底理解して合格に最短でたどり着きたい人は参考にしてください。


2次試験は本質を捉えた勉強ができれば短期間で合格ができる。
まとめ:中小企業診断士2次試験の勉強は1次試験が終わってから始めよう


今回は、診断士2次試験の勉強は1次試験が終わってから勉強すべき理由についてお話してきました。
本記事の要約
- ・2次試験の勉強は1次試験が終わってからスタート
- ・1次試験の勉強が終わってからスタートすべき3つの理由
-
- 1次試験突破に集中すべし
- 勉強が中途半端になる
- 自信をなくす
- ・2次試験の勉強は勉強量勝負ではなく本質勝負
まずは1次試験突破に全力を注ぎ、1次試験が終わってから2次試験に集中した方が生産的な勉強ができます。



二兎を追う者は一兎をも得ず、の気持ちで一つずつ全力集中してきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。